
図1
The Craik-O'Brien-Cornsweet illusion, also known as the Craik-Cornsweet illusion and the Cornsweet illusion, was discovered by Tom Cornsweet in the late sixties. If the entire region to the right of the "edge" looks slightly lighter than the area to the left of the edge, then you are experiencing the illusion. Of course, as those familiar with the presentation of optical illusions may have guessed, the brightness of the areas is exactly the same, as we can see if we black out the region containing the "edge".

図2
The following picture shows the actual distribution of luminance in the picture, and the typical perception of luminance.

図3
「クレイク・オブライエン・コーンスィート錯視」、これは
マッハ・バンドと伴に画家にとっては最も大切な錯視の一つかもしれない。実際、描くときこの錯視をテクニックとして頻繁に使うし、また現実世界のこの錯視に騙されていたら、ちゃんとしたデッサンは描けない。確かに画家は事物を関連として描く、(画家だけではなく全ての人間の視覚は「絶対」ではなく「関連」であろう)しかし、いや、だからこの錯視に捕らわれていると全体としてのトーンがつかめなくなる。コップ一つを描いて絵画は成立しない。絵画の成立は他の物との関係を描くときなのだ・・・と思っている。解説すると、まず図1だが、真ん中の境界を境にグレーのトーンが左右で違っているように見えるはず。それがこのクレイク・オブライエン・コーンスィート錯視。実はトーンは左右とも同じ。境の部分を黒で隠した図2で確認できる。では何故違って見えたかというと、境界近くのほんの一部だけを境を強調するためにトーンを変えてあったのだ。左側は暗く、右側は明るくなっている。そのほんの一部分だけのトーンの調整だけで左右全体の色面トーンの変化にみせかけてしまうのだ。図3の上の横線グラフが実際のトーン配分、下の横線グラフが人間の知覚するトーン配分となる。
この錯視、どうやらあまり日本では紹介されていないよう。だいたい自分も美大では錯視全般について、習ったことなど一度も無かった。確かに絵は技であるから理論でどうこうとは簡単にいかない。しかしデッサンを学ぶものなら知っていた方がよい錯視であろう。