中世音楽
テレビで音楽史家・皆川達夫氏の話を拝見した。自分はこのブログでロックやアートの事について書いている訳で、クラシック音楽についてはほぼ無縁。が、しかし彼の話は実に興味深かった。音楽や絵画の芸術としての共通性を考えるとき、自分にとって何か大切な隠喩(メタファー)を含んでいるかも。是非とも覚書として残さなければと思う。

中世音楽理論では音楽は三つの概念で成り立つ。
- musica mundana (ムジカ ムンダーナ)
宇宙の音楽・聞こえない音
- musica humana (ムジカ フマーナ)
人間の精神世界の音楽・やはり聞こえない音
- musica instrumentalis (ムジカ インストルメンタリス)
実際の人間が演奏する音楽・聞こえる音楽
上記二つは聴こえない音楽世界で、別個存在なのだが、唯一我々はそれらの存在をその二つが融合された調和としての状態で確認できる。それが「倍音」(over tone)。倍音とは、例えばドの音をバスとして出したときその音に含まれる整数倍の周波数(この場合ならミとソ)。そしてそのミとソの音をバス(ド)の音にコーラスとしてつけてやった時に、コーラスによってのミ、ソとは明らかに違うミとソがドの倍音として聞こえるらしい。それはあたかも「天上からの不思議な響き」のようだという。
倍音参照
http://sound.jp/nk_sounds/baion.html
中世音楽合唱団のホームページ
http://www.yk.rim.or.jp/~guessac/medtop.html




コメント
はじめまして。さきほど皆川さんの出演された「心の時代」見ました。「ムジカ フマーナ」のところを聞き逃してしまい、意味を知らべようと検索して、こちらにたどり着きました。音楽的なことはよくわかりませんが、皆川さんのお話はとても興味深かったです。本当に強い人とは、皆川さんのような方なのだと思いました。実はちょっと凹んでいたのですが、ちょっと元気が出ました。よって、こんなコメントも書いたりしてます。(笑)
投稿者: しろいぬ | May 1, 2005 3:14 PM
えっ、もう検索ひっかかるのですか?それはすっごいです。適当な事書いちゃいけないということですね。いやいや、適当なことは書いてません。…ん~あまり自信無かったりして…。でも皆川さんのインタビュー良かったですよね。この人は信念を持っていて、そしてその信念にきちっと裏付けがあるということがよく分かった。
投稿者: mars | May 3, 2005 7:16 AM
いやぁ~♪
気がついてくださったのですね。掲載された時から随分たっていたので、コメント書いても気がついてくださらないか思ったりしてました。先ほど、さかのぼって少し読ませていただきました。ボストンとかデビッド・ボウイとかTレックスとか、懐かしくて好きな人ばかりがでてきて楽しませていただきました。わたしもちょっと寒音のほうが好きです。(笑)
投稿者: しろいぬ | May 7, 2005 1:40 AM
なぬ、ボストン、デビッド・ボウイ、Tレックスが懐かしいですって?そんなこと言っていいのですか?歳ばれちゃいますよ~。
投稿者: mars | May 9, 2005 7:25 AM