depth charge
T. Rexに関してはやっぱオリジナル版を買わなきゃだめだね。余りにも訳の分からん編集版(ベストやリミックス)が多過ぎる。何故にああいう編集になっているか根拠が無い。T. Rexだけじゃないぞ。よくある70年代ベストだとか80年代ベストだとかあの辺のオムニバスもおかしいのが多い(特に日本で編集された物)。通しで聞いて自然に聴こえればいいのだが、アラベスクとトトとジャムじゃ、おかしいよね。世界が違い過ぎる。例えばカンサスの"Dust in the wind"とフットルースの"Almost Paradise"が一緒に入ってたら、それだけでおかしいよ。或いはUSENとかで唐突にジョン・レノンの"Mother"が流れてきたり…「何でだ?」首を傾げてしまう。TPOわきまえなきゃ。
話を戻してT. Rexなのだけど、どうしたものか私もリミックス版を幾つか持ってたりする。だって、それでしか手に入らない未発表曲とかがあるんだよね。今現在T. Rex Unchained (Vol. 1~8)
という未発表曲を集めた良いシリーズが発売されているけど、昔はそんなのなかった。で、例えばこれがその代表的なリミックス版(下)だったりする。
Mark Bolan & T.Rex/Billy Super Duper
ところが、この"Billy Super Duper"という編集版えらく評判が悪い。未発表曲を集めたものなのだけど、半分近くの曲がT. Rexファンクラブの会長夫妻、ジョン&シャン・ブラムリーによってリミックス(オーバー・ダブを含む)されてしまっているのだよね。ということでもう再販はあり得ないとされている。でもその中での一曲"Depth Charge"という曲がとにかく偉くカッコいい。ボランの妻、グロリア・ジョーンズ(彼女は黒人)のコーラスを前面にフューチャーしてある。ボランの曲でこうして彼女のコーラスをフューチャーした曲って数曲しかないのだけど、そのどれもが本当もろソウルで、もろセクシーでカッコいいんだな~。実はこの曲もサイドギターがオーバー・ダブなのだけど、この曲に限ってはそれを差し引いても充分に余りある。このカッコ良さ、余り多くの人に知られていないというのがもったいないな。当たり前なのだけど、幾ら良い作品だとしても、その発表のされ方というのは大きいんだよね。

T. Rex Unchained: Unreleased Recordings, Vol. 6: 1975
depth charge
こちらは"Depth Charge"のデモテープ版です。




コメント
遊びに来ました。T・REXは十代前半にはまりました。今も好きですが、あのドーナツ盤どこへいったかな?
投稿者: force44works | October 20, 2005 11:56 PM
forceさん、コメントありがとうございます。自分T. Rexめっちゃ好きなんです。この歳になって、しかも男がこんなこと言うのはおかしいですが、マーク・ボランの声ってしびれます。自分にとっては永遠のアイドル(笑)って感じなのかな?それからこれはあまり言う人いないのだけど、彼のリズム感、グルーブ感は他のミュージシャンとはちょっと違う。独特なんですよね。
最近色々忙しくて当該ブログの更新がやっとの状態なのですが、落ち着いたらまたあちこちお邪魔しようと思っています。
投稿者: mars | October 22, 2005 5:15 AM