A message to you Rudy...
「東京タワー」より抜粋
ポケットの中に収められた百円は貧しくないが、ローンで買ったルイ・ヴィトンの札入れにある千円の全財産は悲しいほど貧しい。
都市開発のファッションビルに入った中途半端なレストランに行列してまで行き、中途半端な食事と中途半端なワインを飲む。
搾取する側とされる側、気味の悪い勝ち負けが明確に色分けされた場所で、自分の個性や判断力を埋没させている姿に貧しさは漂うのである。必要以上になろうとして、必要以下に映ってしまう、そこにある東京の多くの姿が貧しく悲しいのである。
リリーさんに語ってもらったので自分が多く語る必要はないと思う。彼は東京に残り、自分はそれが嫌で生まれた町に戻った。ただ、それも世界地図で見たとすれば全然大差ない。コンマ・ミリの違い。
彼の本、本当にスカッとさせてくれる。
とり合えず言いたくなったので言わせて貰います。今の日本をとことんダメしてくれたエリート一直線の官僚様方への限定です。
「あなたらこの小説を読んで何か感じることが出来るかな?多分無理かな?よくよく考えるとあなたら、物を見る練習まったくしてこなかったものね。論理を使う以前に物を見れなければ、それは論理が使えたことにさえならないんだよ。人間の作った錯覚の中でだけ物を見て語っても頭いい悪いのレベルじゃなく"恥"なだけなんだ。多分錯覚と言っても通じてないか。それは人間の作った錯視の世界すなわち、定義、法律、ロゴスのことね。でもって、例えあなたらがそういうものに運良く気づいたとしても彼が使ったような弁証法、絶対に使えそうもない。だってあなたら未だかつて物を表現したことないものね。あっそうか、弁証法って言葉も知らないか。教科書に載ってないことは勉強しなかったものね。弁証法ってのは事物の関連のことね。・・・そうね、何れにしろもっと勉強して貰わないとお話にならないか。」
まぁ、エリート様方から見れば単なる負け犬の遠吠えでしょう。
それでも一向に構いません。何故なら・・・
...You know,...Rudie can't fail...

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A Message To You Rudy
あの~、当たり前だけどこのメッセージって自分自身に言ってます。エリート様にではありませんので




コメント
こんばんわ!
BlogPeopleに登録させていただいておきながら、はじめてコメントさせていただきます♪
わたしも東京タワー読みました!も~中盤あたりから号泣でした。
この抜粋の文章では、本当の意味での豊かさについて考えさせられます。ほんと深いです!
また親子の絆や、夫婦の関係などなど、いろんなことについて書かれていたので、自分の人生と照らし合わせてみて、今いったい何を一番大切にしなきゃいけないか、じっくり自分と向き合う良い機会となりました。
ほんとうにリリーさんに感謝♪
投稿者: さかぶー | February 27, 2006 8:31 PM
さかぶーさん、
まだ私は全部読み終えてはいないのですが、リリーさんの手法は充分にわかる。物語を物語として書いているのではなく事物の関連として描いている。物の輪郭を描くのではなく陰影を描いている。だから読む側は一つのテーマではなくもっと沢山の事を見い出せる。
例えば自分が自分であるのは細胞の一つ一つが自分であるからではない。細胞は新陳代謝によって絶えず新しく入れ替わる。事物の関連によりはじめて「自分」なのです。多分多くの人が私がここに書いた弁証法という言葉を「なんだ、こいつ」って思っている筈なんですが…まぁそんなこんなの訳です。
絵を描く人間って時に社会から凄く馬鹿にされるんです。で、実はリリーさんは昔から自分にとっては心の先輩だった。そういった意味でリリーさんの活躍は本当にスカッとさせてくれます。
投稿者: mars | February 28, 2006 7:21 AM
marsさま♪
>細胞は新陳代謝によって絶えず新しく入れ替わる。事物の関連によりはじめて「自分」なのです。
この言葉、目からうろことはこのことよ!って思いました!
なるほどー。と考えると、生きることへの勇気がわきますね(別に死にたいと思っているわけではないですが笑)
実は私は大学受験は美大にいきたくて、一時絵を習ってました。高校もデザイン科なるところへ在籍していたため、授業にデッサンやらその他もろもろがあり、才能のない自分にはつらい一面もありましたが、今振り返ってみると、やっぱり楽しかったなーと思います。
そしてそんな自分をとても誇らしく思います。(かなりおめでたい奴ですね笑)
ですので絵描きがそんな社会から馬鹿にされてるなんて、思ってもいませんでした。むしろその逆かと。
大学時代の友達のお母さんが、先日絵の個展を開いたので見てきましたが、非常に感動しました。
もう良いお年なのに(失礼!)パワフルに自分を表現していて、とてもうらやましいなーと思いました。
きっとその馬鹿にしている人たちも、心の奥ではそんな羨望の思いがあるのではないでしょうか?嫉妬がまじった思いが、そういった裏腹な態度にでちゃうのかもしれません!
投稿者: さかぶー | March 2, 2006 10:14 PM
多分人間は本性として、得体の知れないもの、理解できないもの、特異なものは攻撃しようという部分があるのだと思います。暗闇で白い物体を見ればそれは必ずモンスターで、天使と認識されることはありませんから。
更に日本ではもともと家の壁に絵を飾る習慣などありません。絵を買うのも一部の成金で、絵の良し悪しなどとうてい判る筈もない連中です。社会が絵描きに望むことはいつまでもアウトサイダーでいる事。政治や経済や教育に口出しする事は御法度です、税金払っているにも拘らず。どうやら社会のパラサイトのように思われている。
と、何だかただの愚痴になってしまいました。…ごめんなさい。
ま、自分も連中嫉妬しているんだと思う事にしています。
投稿者: mars | March 4, 2006 9:59 AM