HIS

HIS/ 日本の人
旅行代理店じゃありません。91年の作品です。H は細野晴臣で、I は忌野清志郎、S は坂本冬美ということなのでしょう。たまには日本人の音楽も書かなきゃね。で、その「たまに」に選ぶのだからそうとうセンス良いです。細野晴臣が好き勝手にプロデュースしています。故意的に POP を目指してます。でもそれよりは一見ミスマッチな三人がかなりマッチして、それが面白い。違う才能(異文化?)がぶつかり合うと不思議と良いものが出来るのですね。その代表例だと思います。清志朗の曲は POP でありながら悲哀感を出しているし、坂本冬美のヴォーカルは絶品だし(本当こんな素晴らしいヴォーカルが、正直、はっきり言って余り音楽的でない演歌の世界でくすぶっているの勿体無い!ついでに言っちゃうと日本人の自称 R&B の真似真似歌手達より余程 R&B です)。日本では良いものが評価されるのは難しいから多分歴史に埋もれていってしまうのでしょうが、そうなるには惜しい一枚です。そうね、あと15年後に聴いたらきっと物凄くカッコ良かったんだって分かりますよ。



